バイパーの SRT、2年でブランド廃止…ダッジに統合

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SRT バイパー
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米国を代表するスポーツカー、『バイパー』を擁するクライスラーグループの「SRT」ブランド。同ブランドの廃止が決定した。

これは5月6日、米国の自動車大手、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が明らかにしたもの。同社が、中期経営計画の「2014‐2018ビジネスプラン」を公表している。

FCAは2014‐2018ビジネスプランの中で、SRTブランドの廃止を決定。今後は、「ダッジ」ブランドに統合されることになった。

SRTとは、ストリート&レーシング・テクノロジーの略。もともとクライスラーグループが、モータースポーツのノウハウを導入して開発した高性能車シリーズを指していた。2012年4月、ニューヨークモーターショー12でモデルチェンジしたバイパー発表を機に、SRTはブランドに昇格。そのSRTブランドが、わずか2年で姿を消す。

なお、SRTブランドの廃止に伴い、バイパーの車名は、初代と同じダッジ バイパーに回帰する。また、SRTブランドのラルフ・ギレスCEOは、モータースポーツ部門の社長兼CEO、そして商品デザイン担当の上級副社長へ異動する。

《森脇稔》

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