米国の自動車最大手、GMは5月6日、中国における4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月の新記録となる27万8263台。前年同月比は6.3%増と、前年超えを維持している。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。4月実績は、上海GMが前年同月比5.8%増の12万8608台。SAIC‐GMは、7.4%増の14万4729台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、6万8707台を販売。前年同月比は2.7%増と、引き続き好調だ。主力セダンの『エクセル』が、2万4092台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』が、合計で1万8253台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比6.4%増の5万3810台と、2か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、16%増の2万0036台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、7.7%増の1万6598台でこれに続く。
キャデラックブランドは、6091台を販売。前年同月比は49.4%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、2678台を販売。『SRX』は2405台を売り上げた。
2014年1-4月のGMの中国新車販売は、前年同期比11%増の119万7375台と過去最高。100万台超えは8年連続。また、過去最速での100万台超えを達成している。