GMの大規模リコール問題、調査責任者が退職

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GMを退職したジム・フェデリコ氏
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米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。この問題の調査を担当していたGMの責任者のひとりが、GMを退職したことが分かった。

これは、GMが明らかにしたもの。同社は、「ジム・フェデリコ氏が、GMを退職した」と発表している。

ジム・フェデリコ氏は、GMで36年に渡るキャリアを持つ人物。GMのグローバル車両開発の上級ディレクターにまで登り詰めた。

彼のリーダーシップの下、開発された新型車は数多い。最近では、キャデラック『CTS』や『XTS』を担当。シボレーブランドでは、『スパーク』、『ビート』、『ソニック』、『クルーズ』などを手がけた。

また同氏は、GMの大規模リコール問題の調査を担当していた責任者のひとり。エンジンを始動するイグニッションスイッチと呼ばれる部品の不具合に関して、調査の主導的役割を果たしてきた。

GMは、「今後ジム・フェデリコ氏は、自動車産業以外でエンジニアリングやデザインに関する仕事を行う」とだけ、説明している。

《森脇稔》

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