トヨタ豊田社長「持続的成長のエンジンは商品と人材」

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豊田章男社長
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トヨタ自動車の豊田章男社長は5月8日の決算発表会見で、ほぼ横ばいとなる今期(2015年3月期)の業績見通しについて「意志をもった踊り場」と表現した。

トヨタの今期連結業績は、営業利益が2期連続で最高となるが、増益率は0.3%と横ばい。さらに連結販売台数や純利益は小幅の減少見込みと、全体としては前期並みの予想になっている。

豊田社長はこうした今期計画を、「持続的成長に向けた踊り場」だと、指摘した。さらに持続的成長のエンジンは「商品と人材」と指摘したうえで、「商品は刈り取れる時期のものだけではない。耕して育てるもの、種をまくものなど色々なフェーズがある」と述べた。

とりわけ今期は、「そうした取り組みをバランスよく進めるということで、意志ある踊り場と考えている」と、注釈を加えた。

《池原照雄》

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