米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは5月7日、2014年第1四半期(1‐3月)決算を開示した。
同社の発表によると、第1四半期の売上高は6億2054万ドル(約630億円)。前年同期の5億6179万ドルに対して、10.4%増と増えた。これは、新型4ドアEVスポーツ、『モデルS』の販売が好調なことを受けたもの。
また、第1四半期の最終損益は、4980万ドル(約50億円)の赤字。前年同期の1125万ドルの黒字から、赤字に転じている。
赤字になった要因は、新型車の開発費用や、ディーラーネットワークの整備コストがかさんだため。
モデルSの第1四半期の販売台数は、6457台。欧州やアジアでの販売が本格化する第2四半期(4‐6月)については、およそ7500台の販売を計画する。2014年年間では、3万5000台以上の販売を見込む。