日産自動車は2月26日より、新型『スカイライン』の発売を開始した。北米では、昨年の9月から『インフィニティ Q50』としてガソリンとハイブリッドモデルを発売されているが、現在国内ではハイブリッドモデルのみが販売されている。
ハイブリッドエンジンは、3.5リットルV6のユニット「VQ35HR」に電動モーターを加え、シスタムトータルで最高出力364psを発揮する。日産自動車は、5月にドイツのダイムラー社から提供される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載する新グレードを発表する予定だ。これは、メルセデスベンツの新型『Cクラス』に採用されているユニットと同様のもの。
ボディサイズ(タイプPの場合)は、全長4790×全幅1820×全高1440mmで、ホイールベースは2850mm。従来型と比べ、全長は10mm長く、全幅は50mm広く、全高は10mm高くなった。車両重量も従来の1600kgから新型モデルは1770kgに増えている。
注目なのは、ステアリング操作を全て電気信号で制御する「ステアリング・バイ・ワイヤー」だ。ハンドルからの入力を電気信号に変換し、ステアリング・アングル・アクチュエーターによりホイールの角度を設定する仕組みになっている。