尾木ママ、親子で行くキャンプの有益性を語る

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 コールマンジャパンは教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏を招き、親子で行くキャンプの有益性を考えるプレスセミナーを開催した。家族キャンプで培われる「原体験」が子どもの探求心や感性を高めると語った。

 尾木ママによると「子どもの成長・発達において将来、人間的にも学力的にも伸びていくための基礎・基本、土台となるのが原体験が内包する教育力」だといい、キャンプに行くことによって火や石、土、水、木、草、動物などの自然との体験、暗闇や飢え、渇きなどの「ゼロ体験」を通じて探求心や感性を高め子どもたち自身の豊かな人格を形成していくという。

 脳科学者たちからも、現在取りざたされている早期教育より、8歳頃までの「原体験」の蓄積が子どもの脳のワーキングメモリーや一般知能に代表される「地頭」を向上させる効果があると指摘されている。現在の学力観における知識量や技量ではなく、大きくなったときに何ができるのかに重点を置く「未来型学力」は国際社会が模索する新たな学力となっており、グローバル社会を生き抜くために必要な能力となる。

 尾木ママは家族キャンプは「原体験」だけでなく「未来型学力」を構成する「問題解決能力」「段取り力」「社会性・共同性」「主体性」などの要素を育てるのに最適だといい、「家族でアウトドアの素晴らしさ、楽しさを共有しながら、グローバル化時代をたくましく生き抜く力を育みたい」と結んだ。

 また、2月に実施した家族キャンプに関する意識調査結果を発表、「家族キャンプを体験したことで子どもの意識や行動に良い変化があったか」を聞いたところ、約8割が「子どもに良い変化があった」と回答している。その変化の内容を聞いたところ「自然への興味・関心が高まった」40.9%、「好奇心旺盛になった」40.5%と子どもの関心・意欲があがっているようすがうかがえる結果となった。

《田邊良恵》

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