NTN通期決算…独禁法関連損失などで2期連続の赤字も営業利益は大幅増

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NTNは5月14日、2014年3月期(通期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は6389億7000万円(前年同期比+18.4%)、営業利益は330億0300万円(+353.5%)、経常利益は286億7000万円(約11.4倍)、最終損益は146億4800万円の赤字(前期は141億9500万円の赤字)だった。

国内の自動車補修向けは、前期のエコカー補助金効果の反動はあったが、客先の需要拡大などにより全般的に売上は増加。収益も早期退職優遇制度の実施をはじめとする人件費などの固定費削減により、大幅な改善を見せた。しかし、特別損失として独占禁止法関連損失270億2300万円、減損損失201億300万円などを計上した結果、最終損失146億4800万円で、2期連続の赤字となった。

2015年3月期の業績見通しについては、売上高6600億円(+3.3%)、営業利益400億円(+21.2%)、経常利益330億円(+15.1%)、純利益200億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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