ロールスロイス ファントム に「マジョーレ湖」色の限定車…世界35台

自動車 ニューモデル 新型車
ロールスロイス ファントム ドロップヘッドクーペ ウォータースピード・コレクション
ロールスロイス ファントム ドロップヘッドクーペ ウォータースピード・コレクション 全 8 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は5月13日、『ファントム ドロップヘッドクーペ』の「ウォータースピード・コレクション」を欧州で初公開した。

1998年、BMWの傘下に入ったロールスロイスが2003年、初めて開発した新型車が『ファントム』。この4ドアサルーンに追加される形で、ラインナップに加わったのが、2ドアオープンのファントム ドロップヘッドクーペ(2007年)と2ドアクーペの『ファントムクーペ』(2008年)だ。

2012年春、ジュネーブモーターショー12では、ドロップヘッドクーペを含むファントム全体が、「シリーズ2」に進化。初の大幅改良受けて登場したシリーズ2では、丸型のヘッドライトを角型デザインに変更。市販車への標準装備は世界初というフルLEDヘッドランプも採用される。

今回、欧州で初公開されたウォータースピード・コレクションは、最新のファントム ドロップヘッドクーペをベースに、「ビスポーク」プログラムを導入して仕上げられた特別モデル。超高級車のロールスロイスは、ボディカラーや内装色、素材、装備などに対する顧客の要望が細かい。これらの顧客のニーズに応え、顧客の好みに合わせてカスタマイズするのが、ビスポークプログラム。

ウォータースピード・コレクションは1937年9月、ロールスロイスR型エンジンを搭載したレース用パワーボート、「ブルーバードK3」号で水上世界最速記録を達成した英国人、マルコム・キャンベル卿を讃えて誕生。世界限定35台のみが生産される特別なビスポークモデル。

ウォータースピード・コレクションでは、ボディカラーに当時のレース会場のマジョーレ湖をイメージして配合した特別な「マジョーレブルー」を採用。ロールスロイスは、「ヘアライン仕上げのスチール、熟練の職人が象嵌細工を施したウッドが、水上を滑るボートをイメージ」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る