ヒュンダイ車の事故、米国で約250億円の賠償命令

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ヒュンダイ ティブロン(資料画像)
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米国で韓国のヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)の車が事故を起こし、乗員が死亡。この賠償を巡る裁判の判決が言い渡され、ヒュンダイ側に巨額の賠償が命じられた。

この裁判は2011年7月、米国で起きたヒュンダイのスポーツクーペ、『ティブロン』の2005年モデルの事故に関してのもの。ティブロンはGMのポンテアック『グランダム』と正面衝突し、ティブロンの乗員2名が死亡した。

この事故を巡って、遺族はヒュンダイを提訴。その理由として、ティブロンのステアリングナックルにひび割れが起き、車両が制御不能に陥ったために事故が起きたと主張した。

5月15日、米国モンタナ州の裁判所で、この裁判の判決が言い渡された。陪審員は遺族の主張を認め、ヒュンダイに2億4800万ドル(約250億円)の巨額の賠償を命じた。

陪審員は判決理由として、「ヒュンダイ ティブロンのステアリングナックルに欠陥があった。この破損により、車両はセンターラインを超えて、対向車と正面衝突した」と結論づけている。

《森脇稔》

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