BMW 7シリーズ 次期型、カーボンファイバーで軽量化へ

自動車 ニューモデル 新型車
現行BMW 7シリーズ
現行BMW 7シリーズ 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWのフラッグシップサルーン、『7シリーズ』。同車の次期型が、大幅な軽量化を目指していることが分かった。

これは5月15日、BMWグループがドイツで開催した年次株主総会の席で、明らかにしたもの。同社のノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「次期7シリーズには、カーボンファイバーを使用する」と公表している。

BMWグループは、電動化技術に特化した新ブランド、「i」の市販車の『i3』と『i8』へ、軽量化を目的にカーボンファイバーを導入。また、高性能車のMカーの一部車種には、カーボンファイバー製ルーフを標準装備している。

BMWは次期7シリーズに、これらのモデルのノウハウを生かしたカーボン技術を積極採用する方針。ノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「次期7シリーズの軽さは、セグメントで極めて高い基準を打ち立てることになるだろう」とコメント。

現行7シリーズは日本仕様の場合、車両重量は最も軽い「740i」で1980kg、最も重い「760Li」で2290kg。カーボンファイバーの使用により、次期型がどこまで軽量化を果たすか注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る