「米国のような好戦国家目指すもの」華人団体が日本批判

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア華人が組織する、マレーシア第二次世界大戦歴史研究会は、日本の安倍晋三 首相が憲法解釈の変更に向けた検討を指示したことについて、「好戦的な米国化を目指すものであり、平和憲法を改正しようとするもの」と批判。南洋商報が報じている。

米国などの同盟国の利益になる海外作戦に自衛隊を積極的に参加させるものであるとし、「悪しき改正であり、平和国家を好戦的国家に変えるもの」と批判した。

また「日本を絶対に海外派兵せず、国際紛争のために武力を用いない国から覇権主義的な米国のように好戦的な国に変えるもの」とし、「戦前の日本軍国主義のように簡単に他国を侵略することになる」と指摘。「日本は米国の歓心を買うことだけに執心しており、アジア隣国の懸念に配慮しようとしない。再び血まみれの歴史を再演し、隣国に災いをもたらすことになるだろう」と批判した。

伊藤 祐介

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