「米国のような好戦国家目指すもの」華人団体が日本批判

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア華人が組織する、マレーシア第二次世界大戦歴史研究会は、日本の安倍晋三 首相が憲法解釈の変更に向けた検討を指示したことについて、「好戦的な米国化を目指すものであり、平和憲法を改正しようとするもの」と批判。南洋商報が報じている。

米国などの同盟国の利益になる海外作戦に自衛隊を積極的に参加させるものであるとし、「悪しき改正であり、平和国家を好戦的国家に変えるもの」と批判した。

また「日本を絶対に海外派兵せず、国際紛争のために武力を用いない国から覇権主義的な米国のように好戦的な国に変えるもの」とし、「戦前の日本軍国主義のように簡単に他国を侵略することになる」と指摘。「日本は米国の歓心を買うことだけに執心しており、アジア隣国の懸念に配慮しようとしない。再び血まみれの歴史を再演し、隣国に災いをもたらすことになるだろう」と批判した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  7. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る