欧州LCCライアンエアー、付随サービス収入が大幅増…14年3月期決算

航空 企業動向
ライアンエアー
ライアンエアー 全 4 枚 拡大写真

アイルランドの格安航空会社大手、ライアンエアーは5月19日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

総売上高は前年比3%増の50億3700万ユーロ、純利益は同8%減の5億2300万ユーロだった。減益の主な原因は、運賃収入の減少、ポンド安の進行、燃料コストの上昇。昨年9月、運賃の値下げとサービス改善策を実施したところ、下半期は旅客数と利用率の微増とやや持ち直した。

通年の旅客数は前年比3%増の8170万人。平均運賃の減少は付随サービス収入(座席指定や機内食など)の17%増でカバーした。付随サービス収入は総売上高の25%を占めるまでになっている。

2014年3月期の出来事としては、利用者満足度の向上、ウェブサイトのリニューアル、121路線の新規就航、準ハブ空港の増加、航空機180機の発注、4億8200万ユーロの自社株買い戻しなどがあった。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る