ユニバンスなど、CVT動力伝達に使用するディスクとローラーの量産化技術を発表

自動車 ビジネス 企業動向
フルトロイダル トラクション機構
フルトロイダル トラクション機構 全 2 枚 拡大写真

ユニバンスは5月21日、英トロトラック社と共同で、フルトロイダル トラクションドライブ機構におけるディスクとローラーの量産化技術を確立したと発表した。

フルトロイダル トラクションドライブ機構は、無段変速機(CVT)の動力伝達方式の一種。部品点数が少なく小型軽量化に有利であるほか、高速回転域での優れた駆動力伝達効率、アクセル操作に対するダイレクトな変速応答性など、従来のベルト式やチェーン式に比べ多くのメリットを持つ。

今回、フルトロイダル トラクションドライブ機構のキー部品であるディスクとローラーに対して、ユニバンスが駆動系部品製造で培ってきた、熱処理技術、表面改質技術、精密加工技術を活かすことで、耐久性を確保し量産化を可能にした。

両社は今後、グローバルの車両メーカーや変速機メーカーとともに、製品化を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る