ヨコオ、24GHz帯・近距離存在検出レーダを開発…駐車場の満空センサ用途など

自動車 ビジネス 企業動向
24GHz帯・近距離存在検出レーダ
24GHz帯・近距離存在検出レーダ 全 1 枚 拡大写真

ヨコオは5月21日、物体の存在検出に使用する「24GHz帯・近距離存在検出レーダ」を新たに開発したと発表した。

物体検出のセンサとしては、超音波・赤外線を利用したものが一般的だが、超音波センサはゼロ距離の検出はできず、風による検出精度の低下も生じやすいという問題がある。また、赤外線センサも外乱光の影響を受けやすい上、レンズ面の汚損により精度低下が起きやすいなど、両センサとも特有の欠点を持っている。

今回、同社が新開発した「24GHz帯・近距離存在検出レーダ」は、位相変調方式により、0~100cmといった極近距離の静止物体や移動物体の存在検知を行うことができ、駐車場における満空センサ用ループコイルの代替や、人・物品などの検出用途に使用できる。

開発品は、一般的な防水パッケージ品のほか、装置への組み込み用途としてモジュールでの提供も可能。今後、市場の反応を見ながら用途検討を行い、製品化を果たした後にはグローバルな拡販活動を推進する計画。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る