タイ東北-バンコク間で路上検問 首都は平穏

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ウタヤーン通りの政府支持派集会場(21日朝)
ウタヤーン通りの政府支持派集会場(21日朝) 全 4 枚 拡大写真

【タイ】タイ字紙マティチョン(インターネット版)によると、タイ陸軍は21日、東北部とバンコクを結ぶ幹線道路の複数カ所に検問所を設け、バンコクに向かう車両の検査を行っている。

 路上検問を行っているのはナコンラチャシマ県、コンケン県など。

 東北部はタクシン元首相・政府支持派の地盤。20日に戒厳令を発令し、実権を掌握した陸軍は、軍に反対する勢力が東北からバンコクに武器を持ち込むことを警戒しているもようだ。

 ニュースクリップの電話取材に対し陸軍は、検問の具体的な場所を明らかにしなかった。

 タクシン派団体「反独裁民主戦線(UDD、通称赤シャツ)」は21日も、バンコク西部タウィーワタナー区ウタヤーン通り(アカサ通り)で集会を続けている。午前7時時点で、参加者は3000人程度。

 野党ステープ元副首相率いる反タクシン・反政府デモ隊も、バンコク都内のタイ首相府、国連事務所周辺を占拠し、集会を続けている。

 バンコク都内の企業、商店は21日、ほとんどが通常通り営業し、混乱は起きていない。

タイ東北―バンコク間で路上検問 首都は平穏

《newsclip》

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