ヒュンダイのSUV ツーソン、米国でリコール14万台…エアバッグのネジが緩む
自動車 テクノロジー
安全

これは5月19日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカから、ツーソンに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、ツーソンの運転席エアバッグの組み付けにミスがあり、ステアリングホイールにしっかり固定されていない可能性があるため、事故の際、乗員が負傷するリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2011-2014年モデルとして、米国で販売された13万7500台。2011年1月上旬から、2013年12月下旬にかけて生産された車が、リコールに該当する。
ヒュンダイモーターアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、運転席エアバッグの点検を行い、ネジが緩んでいれば締め直すリコール作業を行うとしている。
《森脇稔》