旭硝子、超軽量ソーラーパネルを販売開始…特殊ガラス採用で重量は約半分

自動車 ビジネス 企業動向
ライトジュールの概要
ライトジュールの概要 全 2 枚 拡大写真

旭硝子(AGC)は、従来型のソーラーパネルに比べて重量を約半分にした超軽量ソーラーパネル「Light joule(ライトジュール)」の販売を開始する。

このライトジュールは、同社の化学強化特殊ガラス“Leoflex ”をカバーガラスとして使用することで、軽量化を実現したという。

近年、ソーラーパネルの設置場所として、工場や倉庫、公共施設など広い面積を持つ屋根の有効活用が広がっている。しかし、荷重制限のため従来型のソーラーパネルの設置が難しい屋根の場合、設置するパネル数を減らす、もしくは設置するために補強工事を施す必要があった。

今回のライトジュールは、パネル自体が軽量のため、そうした箇所にも補強工事をすることなくパネルを設置することができ、従来型と比べてコストをかけずにパネルの設置面積を拡大することができる。また、軽量化により設置にかかる作業効率が改善し、設置コストの削減も期待できるというメリットがある。

ライトジュールの主要仕様は、セル種類が単結晶シリコンで、公称最大出力が225W、外形寸法が全幅1482mm×奥行き985mm×厚さ35mmで、重量が95kg で、モジュール変換効率が 15.41%で、モジュール出力保証期間が20年(保証内容や条件の詳細は別途問合せ要)となっている。

すでにライトジュールは、同社の関西工場高砂事業所で施工されているという。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. アップガレージ、姫路にライダース店併設…9月5日オープン
  4. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  5. 「所有欲がそそられる」色彩を一新したネオレトロな『W230』が話題に、ライダーからはある要望も?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る