【自転車のある風景】アデレードが自転車乗りに魅力的な理由

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最近は、日本でも少し知られるようになったアデレードですが、シドニーやメルボルンと比べるとまだまだ小さな町と言えるでしょう。

その小さな町が、今まさに自転車の街に変わろうとしています。まだまだ自動車も多いですが、行政なども自動車と自転車そして歩行者の安全な環境整備を行っています。

アデレードはオーストラリアの中でも自転車乗りには一番

地元新聞社が発行している情報誌bike saには、チャンピオンやメダリストから、アデレードの良さへのコメントが寄せられています。そのなかからいくつかを引用させていただきます。

アデレードはオーストラリアの中でも自転車乗りには一番と語るのは、Dave Gomer氏(マスターズワールドチャンピオン、サイクリングコーチ)。

「アデレードは、とてもコンパクトでシティからヒルズそしてビーチが近い。天気も素晴らしい。ビーチへ行き、海岸線に沿って走るサイクリングは最高だ」。

毎週のようにスポーツイベントがあるのが魅力とするとはStephanie Morton Oam氏/パラリンピックGoldメダリスト。

「アデレードは素晴らしいクラブがある。そして走るイベントも毎週のように開催されている。またTour DownUnderのような世界中からサイクリストが集まるイベントもある」。

アデレードは市内から東西南北に道路が整備されて、シティからのアクセスがとても便利です。また道やスポーツ施設が整備されているために、自転車に限らず、あらゆるスポーツを楽しむことができます。

ヴェロシティへ向けたカンファレンス開催

そのアデレードでは、来週からヴェロカンファレンスが行われます。これは、自転車に優しい街づくりをどのようにするのか、また人々が自転車を快適に楽しめるためにはどのように環境を整えるべきかなどをテーマに世界各国から集まった人々でディスカッションが行われる予定です。

多くの人々が関わるこのイベントから何かを見出し、それが形となりアデレードがさらに自然にも人にも優しい街へと変わっていくことでしょう。

《豪州フォトグラファー さくら 麻美@CycleStyle》

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