帰宅後にバイクを飲酒運転して単独事故、科捜研の所長が懲戒免職

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滋賀県警は22日、今年4月に滋賀県大津市内でバイクを飲酒運転し、単独事故を起こしたとして、県警科学捜査研究所の所長職だった55歳の警視の男を道路交通法違反容疑(酒気帯び運転、事故不申告)で書類送検するとともに、同日付けで懲戒免職処分とした。

滋賀県警・監察官室によると、懲戒免職となった警視は2014年4月24日の午後11時40分ごろ、酒気帯び状態にも関わらずバイクを運転。大津市藤尾奥町付近の国道161号バイバスを走行中に路外へ逸脱してガードレールに衝突する事故を起こし、そのまま現場を立ち去った疑いがもたれている。警視はこの事故で胸部骨折の重傷を負った。

事故から約1時間30分後、バイパスを通行していた車両の運転者から「バイパスを歩く不審な歩行者がいる」との通報が寄せられ、大津署員が発見して職務質問を実施。飲酒運転による事故と、不申告が発覚した。

警視は24日夜に開かれた職場の懇親会に出席。帰宅後に携帯電話を紛失したことに気づき、酒気帯び状態であることを認識しながらバイクで探しに出かけたという。

聴取に対しては「携帯電話機を無くしてパニックになった。懇親会ではビール6~7杯を飲んでいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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