【人とくるまのテクノロジー展14】人のペダルワークを再現できるロボット トヨタテクニカル

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタテクニカルディベロップメントのブース
トヨタテクニカルディベロップメントのブース 全 4 枚 拡大写真

5月21日~23日までパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2014」で、トヨタの技術開発会社であるトヨタテクニカルディベロップメント(TTDC)は「運転操作ロボット」を展示した。

この運転操作ロボットは、車両をシャーシー・ダイナモに載せて各種試験を行うときに、車両のペダル操作を高精度に再現するもので、アクセル・ペダルとブレーキ・ペダルに装着できる。

このようなロボット試験を行うメリットは、何度も繰り返すペダル操作を人間が操作をする場合より高精度で同じ力・速度で再現できる点だ。

展示された運転操作ロボットは、アクアに搭載されていた。アクアの運転席床にはペダルアクチュエータが固定されており、このペダルアクチュエータはコンソールPC・ハンディコントローラ・制御ユニットで制御される。

同社の説明員によると、「人のペダルワークと同じ動作を再現することができるのが、この運転操作ロボットの最大の特長。再現するペダルワークはシステムのパターン編集機能で、短時間で変更することができる」と、運転操作ロボットの特長を教えてくれた。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る