京都市営地下鉄烏丸線、来年1月からホームドア導入

鉄道 行政
烏丸御池駅に設置されるホームドアの構造。2015年1月から使用を開始する。
烏丸御池駅に設置されるホームドアの構造。2015年1月から使用を開始する。 全 2 枚 拡大写真

京都市交通局は5月26日、市営地下鉄烏丸線の烏丸御池駅(中京区)にホームドアを設置し、2015年1月から使用を開始すると発表した。

同駅の烏丸線ホームに設置するホームドアは可動式ホーム柵で、扉幅約3m、高さ約1.3mのスチール製。車掌が車両の扉とは別にホームドアの開閉操作も行う。また、柵の設置に備えて今年6月から烏丸御池駅の列車停止位置を変更。1番線ホーム(竹田方面)は6月22日初発、2番線ホーム(国際会館方面)は6月21日初発から、それぞれ国際会館方に13m移動させる。これによりホームでの混雑を緩和し、車掌からの見通しをよくして安全性の向上を図るという。

交通局によると12月まで柵の製作と設置を進め、2015年1月から使用を開始する予定。同駅での運用状況を踏まえ、四条駅と京都駅でもホームドアの使用を開始できるよう取り組んでいく。総事業費は約9億7000万円を見込んでいる。

同じ京都市営地下鉄の東西線では、開業当初からフルスクリーンタイプのホームドアが全駅に設置されている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る