神鉄、6月28日にダイヤ改正…有馬温泉直通列車を再開
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新開地~有馬温泉間の直通列車は脱線事故前とほぼ同じ本数で運転。平日は上り10本・下り12本、土休日は上り6本・下り8本を運転する。
同時に速達性の向上も図る。粟生線では平日朝6時台(約15分間隔)の上り急行2本を快速に種別変更。6時台の小野発上り4本のうち3本が快速になり、小野~新開地間の所要時間は現在より4~5分短い57~59分になる。
有馬・三田線は平日、朝ラッシュの上り準急1本と下り準急3本、夕方ラッシュの下り1本を急行に種別変更し、新開地~三田間の所要時間が現在より2~4分短い55~58分になる。土休日も朝ラッシュの下り準急1本と夕方ラッシュの下り普通1本、上り普通・準急各1本を急行に変更し、新開地~三田間の所要時間を現在より2~8分短い55~57分にする。
準急の運転本数も増やし、平日は現在より35本多い上り58本・下り59本に。土休日の準急も全体で25本多い上り55本・下り51本になる。
三田線の三田方では、平日朝7時台に下り岡場~三田間と上り三田~道場南口間で増発。7時台の三田着は現在より1本多い9本になる。7時台の上り三田~新開地間も現在より1本多い5本になる。
このほか、輸送実態にあわせた見直しも実施する。粟生線の志染~粟生間は平日・土休日ダイヤとも9時台から30分間隔、10~14時台は1時間間隔の運転になり、夜間は21時台半ばから30分間隔の運転になる。
《草町義和》