子ども約60人の列に突っ込む、運転の女「目がちかちかした」

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23日午前9時50分ごろ、埼玉県上尾市内の県道で、道路右側の路肩を歩いていた小学生約60人の列に対し、前から対向していた軽乗用車が突っ込む事故が起きた。この事故で付き添いの保護者と児童あわせて7人が負傷。警察はクルマを運転していた61歳の女を逮捕した。

埼玉県警・上尾署によると、現場は上尾市上野付近で片側1車線の直線区間。路側帯はあるが、車道と分離された歩道は設置されてない。小学生は校外学習に向かう途中で、3年生の児童2クラス約60人が道路右側の路肩を歩いていたところ、前から対向してきた軽乗用車が斜行。そのまま児童の列に突っ込んだ。

この事故で付き添いの保護者として参加していた39歳の女性がクルマの直撃を受け、胸部骨折などの重傷。児童6人も打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた鴻巣市内に在住する61歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して女は「目がちかちかした。ぶつかるまで気がつかなかった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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