【アルファロメオ 4C 発表】全てのデザインエレメントは機能に根差す

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アルファロメオ・4C
アルファロメオ・4C 全 8 枚 拡大写真

フィアットクライスラージャパンは、7月1日よりアルファロメオ『4C』の発売を開始する。同車のプロジェクトは、全体のパッケージングからスタートしたという。

フィアットクライスラーグループアルファロメオエクステリアデザイナーのアレッサンドロ・マッコリーニさんは、「最初のブリーフィングは、シャシー、室内空間、エアロダイナミクス、クルマとしての使命がどうあるべきかなど明確な内容だった。そこから、デザインのコンセプト作りが始まった」と振り返る。2010年9月のことだった。

その後、2011年にコンセプトカーを発表したジュネーブモーターショー以降に、生産化の決定が出された。

その際、クルマ全体をもう一度見直すことにしたという。「なぜなら最初のブリーフィングの際の、コンセプトに忠実なスタイリングを目指すためだった。その結果、デザイン的エレメントのうち、必ずしも必要ではないもの、主要な機能に関連しないものは除かれて行き、全てのデザインエレメントは機能に根差したものとなったのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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