お盆の山陽直通『のぞみ』を増強…JR東海の夏臨

鉄道 企業動向
3月ダイヤ改正でほぼ全日、毎時10本「のぞみ」を運転できる体制となった東海道新幹線。夏期は前年を上回る本数を運転する
3月ダイヤ改正でほぼ全日、毎時10本「のぞみ」を運転できる体制となった東海道新幹線。夏期は前年を上回る本数を運転する 全 2 枚 拡大写真

JR東海の夏期臨時列車は「のぞみ10本ダイヤ」による新幹線の増発が主体。期間内は1日平均で前年同期より8本多い350本、お盆期間(8月8~17日)は前年より20本多い401本を運転する。在来線では特急『しなの』などを増発する。

東海道新幹線は今春のダイヤ改正で、ほぼ全日にわたり1時間あたり最大10本の『のぞみ』を運転可能な「のぞみ10本ダイヤ」を導入し、多客期のさらなる増発が可能に。今夏は期間内(7月1日~9月30日)に前年比2%増となる計3万2244本を運転する。なかでもお盆期間は前年同期比5%増の計4014本と増強され、特に山陽新幹線直通の『のぞみ』は前年比6%増の計1446本を運転する。

在来線特急では、名古屋と信州を結ぶ特急『しなの』の臨時列車を、期間中の毎週末と3連休、お盆期間に運行。名古屋~白馬間の『しなの81号』(名古屋8時28分発)と『しなの84号』(白馬14時53分発)、名古屋~松本間の『しなの85号』(名古屋10時28分発)と『しなの82号』(松本15時00分発)のそれぞれ1往復が設定される。

このほか、名古屋~高山間の『ひだ』、名古屋~紀伊勝浦間の『南紀』を3連休やお盆期間などに増発。9月1・2日には、富山県富山市八尾町で行われる「おわら風の盆」に合わせ、最寄り駅となる越中八尾まで『ひだ15号』を延長するほか、越中八尾~高山間の上り臨時『ひだ』を運転する。

その他の臨時列車では、名古屋~伊勢市間の快速『みえ』、名古屋~塩尻間の快速『ナイスホリデー木曽路』を運転。人気の高い、東京~大垣間を結ぶ夜行快速『ムーンライトながら』は東京発7月25日~8月23日、大垣発7月26日~8月24日に運転する。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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