LRT3号線事業獲得に向け企業連合 コーラスレールなど5社

鉄道 企業動向

新たに設立された会社、コーラス・レール・システム・エンジニアリングが4社との間で軽量高架鉄道(LRT)3号線などの鉄道敷設プロジェクトの契約獲得に向け、コンソーシアムを結成することで合意、了解覚書(MoU)を締結した。

コーラス・レール・システム・エンジニアリングはコーラス・レール・アジアの傘下企業。コーラスはチリやベネズエラ、フランス、英国、中欧などで事業を展開している。

LRT3号線はバンダル・ウタマからクランを繋ぐ路線で、合計コストは90億リンギを超えると見込まれている。コーラス・レールがコンソーシアムを結成するのは▽THプロパティーズ▽ISYホールディングス▽チャイナ・コミュニケーションズ・コンストラクション・カンパニー(M)▽Mohacs--。

計画を推進する政府系公共交通会社、シャリカ・プラサラナ・ネガラ(SPNB)が実施する入札に参加する予定だ。契約には3号線のエンジニアリングと調達、建設、検査、運用が含まれる。

コーラス・レールは2011年にマレーシア事業を開始、CMCエンジニアリングとの事業提携で、現在進められているLRT延伸計画のシステム関連工事の契約(6億7,390万リンギ)を獲得している。
(ザ・スター、5月28日、エッジ・マレーシア、5月27日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る