エルニーニョ現象、アナリストがリンギ上昇を予想

エマージング・マーケット 東南アジア

今年、東太平洋の赤道域で海面の水温が高くなる、「エル・ニーニョ」現象が今年6月からおよそ6カ月間に渡り起きる可能性が高まっていることから干ばつなどの影響が出ると懸念されている。

今年は8月頃に発達すると予想されている。作物の収穫に影響が出ると予想されている一方で、通貨リンギの上昇に繋がるとの観測も出ている。

Amバンク外為ストラテジストのウォン・チーセン氏によると、1986年以来、「エル・ニーニョ」現象とリンギの価値には強い関係があると分析されているという。2002年5月から2005年7月の固定相場制実施期間、1997-98年のアジア通貨危機の際を除いて、リンギは5.3%上昇している。

「エル・ニーニョ」現象が比較的安定している際にはリンギは上昇し、同現象の規模が大きくなるとリンギの価値が下落するという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  6. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  7. 日産 リーフ 新型のデザインは“スーパーエアロ”と“デジタル禅”
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  10. アウディ『Q3』新型、先進ライト技術と電動化で進化…PHEVのEV航続は119kmに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る