マレーシア東部回廊経済圏、第1四半期で245億リンギの投資を誘致

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア半島東海岸の経済開発地域「東部回廊経済圏」(ECER)において、今年年初3カ月に244億5,000万リンギの投資を誘致した。ナジブ・ラザク首相が明らかにした。

2007年の開発開始以来、ECERに集まった投資額は累計で635億8,000万リンギとなった。2020年までの投資誘致目標の57%を超えた。6万5,000人の雇用の創出につながると推定されている。

ECERで最も投資を誘致したのはパハン州で304億6,000万リンギとなった。3万8,027人分の雇用創出が見込まれている。それに▽トレンガヌ州(227億7,000万リンギ、1万6,638人)▽クランタン州(97億4,000万リンギ、1万1,121人)▽ジョホール州のメルシン地区(6億1,000万リンギ、211人)--が続いた。

ECERの開発委員会、ECERDCによると、今年第2四半期にトレンガヌ州において95億リンギの投資を誘致する可能性がある。NHSミネラルと現代商船の共同事業体(JV)は、66億リンギの投資を表明しており、中国企業などもトレンガヌ州政府と投資に関して覚書を締結しているという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月26日、ベルナマ通信、4月25日)

広瀬やよい

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