ダイハツ、マレーシアに新エンジン工場 投資額150億円

エマージング・マーケット 東南アジア

ダイハツ工業は28日、マレーシアにおいて新たなエンジン生産工場を建設すると発表した。

ダイハツが出資するプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)とともに設立する新会社が新工場を運営する。ネグリセンビラン州セレンバンのセンダヤンテックバレーに設立する。投資額は約150億円。ダイハツが51%、プロドゥアが49%出資する。

会社名は未定で、今年の7月末の設立を予定している。自動車用エンジンの製造及び販売、エンジン生産設備の開発、設計、製造及び販売を行う。生産能力は年間14万基。2016年の稼働開始を見込んでいる。

ダイハツは海外事業の重要拠点であるマレーシアにおいて、国際競争の激化をにらみ現地事業の構造改革に取り組んでいる。2014年にはプロドゥアの車両生産新会社による新工場の稼働開始を予定しているが、車両のみならずオートマチック・トランス・ミッション、エンジンを含めダイハツ・グループ全体で構造改革を推進し、国際競争力向上のスピードアップを図る方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  6. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  7. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
  8. 最新EVの分解部品を国内最大規模で展示、テスラや吉利を追加し合計25台に
  9. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  10. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る