創業115年の老舗が動いた…銀座でまたもブランド戦争勃発

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ミキモト銀座本店、建替え決定
ミキモト銀座本店、建替え決定 全 1 枚 拡大写真

東京・銀座のミキモト本店(東京都中央区銀座4-5-5)が2015年1月中旬をもって営業を終了し、17年3月のグランドオープンに向けた建て替え工事を開始する。工事中は、ミキモトギンザ2(東京都中央区銀座2-4-12)を本店の仮店舗として営業する。

現在の店舗は1974年の竣工から40年が経過したため、2020年の東京オリンピックを見据えて国内外からの来店客に対応すべくミキモト旗艦店に相応しいビルへとリニューアルする。売り場面積は現状の約2.5倍となり、地上12階地下2階、地区計画「銀座ルール」で定められた最高の高さである56mとなる。

ファサードデザインを担当するのは、東京大学名誉教授の建築家・内藤廣。「世界のどこにもない、道行く人が思わず心奪われる美しいファサードを生み出したい。表現したいのは“春の輝き”」と内藤氏はコメント。ブランドのラグジュアリー感を保ちつつ、街並みに溶け込みながらも存在感を放つ銀座のランドマークを目指す。

ミキモトは1899年に日本初の真珠専門店として銀座に本店を開設。1906年に現在地へ移転し、白い石造りの洋館の店舗は「真珠色の店」と呼ばれた。その後5回以上の改装・改築を重ね、74年に現在のビルが完成。90年に店内改装を行い、文化催事ホールやVIP用の応接サロンも設けられた。

ミキモト銀座本店がリニューアル。2017年春グランドオープン

《くまがいなお》

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