日産自動車の新型『エクストレイル』の兄弟車として、米国市場に投入されたばかりの新型『ローグ』。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。
これは5月29日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、新型ローグに関するリコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、ステアリング系統の不具合が原因。NHTSAによると、新型ローグのステアリングの組み付け時、誤ったネジが使用された可能性があるため、ネジが緩み、部品の脱落による事故のリスクがあるという。
対象となるのは、2014年モデルの新型ローグ。2014年1月10日から17日にかけて、米国で生産された1644台が該当する。
北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。6月末から販売店で点検を行い、ネジを交換するなどのリコール作業を行うとしている。