GM豪州、ホールデンの2013年通期決算…現地生産撤退関連費用で赤字拡大

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米国の自動車最大手、GMのオーストラリア部門、ホールデンは、2013年通期(1-12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は前年比0.7%増の40億0500万オーストラリアドル(約3790億円)。最終損益は、5億5380万オーストラリアドル(約525億円)の赤字。前年の1億5280万オーストラリアドルの赤字から、赤字幅が3.6倍に拡大している。

大幅に赤字が拡大した要因が、オーストラリア現地生産からの撤退に関する費用を計上したため。GMは2013年12月ホールデンの現地生産を2017年末までに終了すると発表した。

南オーストラリア州エリザベス、ビクトリア州の2工場を2017年末までに閉鎖。車両とエンジンの現地生産から撤退する。工場閉鎖により、エリザベス工場では1600名、ビクトリア工場では1300名の合計およそ2900名の従業員が影響を受ける。

ホールデンの2013年通期決算には、工場や設備などの財産の評価損として、5億オーストラリアドルを計上。人員整理にかかる費用として、1億2230万オーストラリアドルを計上したのも響いた。

《森脇稔》

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