成田国際空港は、4月の空港運用状況を発表した。航空機発着回数は、前年同月比4%増の1万8520回で、4月として過去最高となった。
羽田空港国際線の増枠の影響で、成田線の一部便で減便や運休があったものの、2013年夏ダイヤ以降の新規就航や増便の効果で、国際線が前年同月比2%増の1万4506回と前年を上回ったのに加え、国内線が同12%増の4014回と4月として過去最高となった。
旅客人数は同2%増の273万7698人と伸び、4月として過去3番目の水準。国際線は外国人旅客数が過去最高となったものの、日本人旅客数が減少、同1%減の233万3751人と前年割れとなった。国内線はLCC(格安航空会社)の新規就航や増便の効果で同22%増の40万3947人と4月として過去最高となった。
国際航空貨物量は、輸出貨物量が順調で、同7%増の16万8360トンとなった。
給油量は同2%減の38万3259キロリットルだった。