大手私鉄16社での暴力行為、6年連続で200件超える

鉄道 企業動向
大手私鉄16社における暴力行為の発生件数の推移。6年連続で200件を超えた。
大手私鉄16社における暴力行為の発生件数の推移。6年連続で200件を超えた。 全 1 枚 拡大写真

2013年度に大手私鉄16社で発生した鉄道係員に対する暴力行為は、6年連続で200件を超えた。日本民営鉄道協会(民鉄協)が5月29日、発表した。

全体の発生件数は218件で、上期が110件、下期が108件。前年度との比較では13件減ったが、依然として高水準で推移している。

暴力行為が発生する状況としては、酩酊した利用者に近づいた時や、理由なく突然に行われるケースが多く、時間帯では深夜帯(22時以降)の発生が多数を占めている。加害者年齢で最も多いのは30代で24%。これに40代(20%)、60代(17%)、50代(16%)が続き、20代も15%と幅広い年代に分布している。

暴力事件の発生場所は、ホームが最も多く全体の38%を占める。2番目に多かったのが改札で29%、車内が11%と続く。

民鉄協は「引き続き啓発ポスターの掲出などを実施してまいります」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る