馬・中首脳会談、貿易&投資促進で協力確認 MH370便の件も意見交換

エマージング・マーケット 東南アジア
5月27日から6日間の日程で中国を訪問したナジブ・ラザク首相
5月27日から6日間の日程で中国を訪問したナジブ・ラザク首相 全 1 枚 拡大写真

馬・中国交樹立40周年にちなんで5月27日から6日間の日程で中国を訪問したナジブ・ラザク首相は5月29日、李克強首相と会談。

両国間の貿易強化、マレーシアにおける中国からの投資の促進、東南アジア諸国連合(ASEAN)カー・プロジェクトで協力することで合意した。

合同記者会見で、両首相は二国間貿易額を6年以内に1,600億米ドル(5,140億リンギ)に増加させる方針を明らかにした。昨年の貿易額は1,060億米ドルだった。一方でマレーシアからの中国への投資額は63億米ドル(202億リンギ)となっており、中国からのマレーシアへの投資額は10億米ドル(32億リンギ)となっている。

両首相立ち会いのもとで、(1)マレーシアが南寧、中国がペナンとコタキナバルにそれぞれ領事館を設置(2)マレーシア通産省と中国商務省で「21世紀の海上シルクロード」強化(3)投資協力(4)防衛産業・技術(5)文化協力のためのプログラム(6)郵政事業での協力--からなる6項目の覚書が締結された。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  6. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  7. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  8. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  9. 『N-ONE e:』の高性能版? ホンダ「スーパーEVコンセプト」インドネシアで初公開
  10. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る