口論の末にクルマをぶつける、少年は容疑否認

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5月中旬、愛媛県松山市内で口論の相手にクルマを衝突させて殺害を図ったとして、愛媛県警は5月30日、同市内に在住する19歳の少年を殺人未遂や道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。少年は殺意については否認しているという。

愛媛県警・松山東署によると、逮捕された19歳の少年は2014年5月16日の午前6時40分ごろ、松山市三番町付近の市道で自己所有の乗用車を無免許で運転。直前まで口論していた35歳の男性の背後からクルマを衝突させ、殺害を図った疑いがもたれている。男性は全身打撲などの軽傷を負った。

クルマはそのまま近くの電柱に衝突。自走不能となったために少年はクルマを現場に放置して逃走していたが、クルマのナンバーや遺留品から少年が関与したものと断定。逮捕に踏み切った。

聴取に対して少年は「事件直前まで知人女性を巡って口論になっていた」、「近くのコンビニに置き忘れた携帯電話を男性が持っていて、その返還を巡っても口論になった」と、トラブルが起きていたことについては大筋で認めているが、事故については「アクセルとブレーキを踏み間違えただけで、故意にやったわけではない」などと容疑を否認しているようだ。

警察では双方から事情を聞くとともに、事件発生の経緯についてさらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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