日系航空会社の輸送サービス実績、ワーストは遅延・欠航ともにバニラエア…1-3月

航空 行政

国土交通省は、特定日系航空運送事業者10グループの2014年1~3月の航空輸送サービス情報を公開した。

特定日系航空運送事業者は、客席数が100または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用する航空運送事業者。

それによると、1-3月の遅延率は10.19%となり、前年同期と比べて1.14ポイント悪化した。遅延率が最も高かったのはバニラエアで20%を超えた。ピーチ・アビエーションも20%超。スカイマークも15%を超える高い遅延率となった。最も低かったのはスターフライヤーだった。

欠航率は2.16%で、前年同期と比べて0.18ポイント減少。最も欠航率が高かったのはバニラ・エアで4%、次いでエア・ドゥで3.0%、JALグループの2.7%の順。最も低かったのは日本トランスオーシャン航空で0.43%だった。

輸送実績によると、輸送人員が同7.6%増の2139万0818人、旅客収入が同5.0%増の3069億9700万円だった。輸送人員当たりの旅客収入は同2.1%減の1万4400円。

旅客数トップの路線は東京~札幌で210万7776人、2位が東京~福岡で199万8069人だった。利用率トップは関西~鹿児島で88.9%、次いで関西~仙台で87.7%だった。ワースト1位は札幌~紋別で24.2%、次いで成田~広島で26.1%だった。

《レスポンス編集部》

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