インターシル、車載アラウンドビューシステム向けビデオデコーダを発表

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
インターシル・4チャネルアナログビデオデコーダ TW9966
インターシル・4チャネルアナログビデオデコーダ TW9966 全 1 枚 拡大写真

米インターシル社は、車載アラウンドビューシステム向けに、アナログビデオエンコーダを内蔵した4チャネルアナログビデオデコーダ「TW9966」を発表した。

アラウンドビューモニタは、4台のカメラから伝送されるビデオ画像を処理し、4つの画像を単一の鳥瞰映像に合成し、車両の上方に設置したカメラで撮影したかのような画像を提供。これによりドライバーは、周囲の対象物に対するクルマの相対的な位置を、視覚的に把握することができる。

TW9966は、10ビットADC内蔵の4つの高品質NTSC/PALアナログビデオデコーダを搭載。4つの画像をアラウンドビュー表示用に合成するプロセッサに伝送し、合成したビデオ画像をアナログコンポジット信号としてディスプレイに出力する。

各種機能をすべてシングルチップ上に集積するほか、各チャネル入力にアナログ・アンチエイリアス・フィルタを内蔵し、部品点数を削減。高集積化により、システム設計の簡素化と、実装面積の最小化による基板スペースの有効利用を可能にする。

供給単価は5米ドル(約513円)。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る