【スマートフォン&モバイルEXPO14】業務用地図アプリ開発キットの可能性…インクリメントPのMapFan SmartDK

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MapFan SmartDKでRPG風の地図を表現
MapFan SmartDKでRPG風の地図を表現 全 6 枚 拡大写真

インクリメントPは、スマートフォン&モバイルEXPO14において、業務用オフライン地図アプリ開発キット「MapFan SmartDK」や、高度運転支援システム(ADAS)向け地図コンテンツ研究の取り組みなどについて紹介した。

【画像全6枚】

MapFan SmartDKは、スマートデバイス向けの業務用オフライン地図アプリ開発キットで、4月に新バージョン(Ver.1.2.0)がリリースされたばかり。新バージョンでは、地図に関する表示機能の拡充や、描画パフォーマンスの改善などを実施している。

新バージョンは、地図操作時のパフォーマンスを大幅に向上。従来バージョンに比べ、地図の表示速度が向上し、表示エリアの移動や縮尺の拡大・縮小の際の地図操作がスムーズになったという。さらに地図表現のパターンにグレーマップ設定を追加したほか、ポップアップする吹き出し内に画像ファイル・ハイパーリンク文字列の表示、吹き出し領域のタッチ検知イベント連動などが利用可能になった。また、5月より地図データの変化部分のみを更新する、差分更新にも対応している。

展示では、SmartDKの特徴を活かしたさまざまな地図表現をデモンストレーション。説明員によれば、「RPG風の地図など、これまでのデジタル地図とは一線を画したユニークな表現手法であらな地図コンテンツの活用法が見いだせるはず」とSmartDKならではの特徴を訴求した。

また、同社ブースでは定時に新規事業担当の秋本和紀氏が同社の主要製品や先行開発・研究などについてプレゼンテーション。また最近のトピックスとしては、2013年10月に発表されたNTT空間情報との地図共同整備について、その成果の一部を披露した。

《北島友和》

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