米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは6月4日、2022年までの中期経営計画を発表した。
オペルは2012年10月、中期経営計画の「ドライブ・オペル2022」を策定。赤字体制から脱却し、持続的に収益を生む構造への変革を目指してきた。
6月4日、オペルが発表したのは、「ドライブ・オペル2022」のアップデート版。新たに2022年までに、オペルとボクスフォール(英国)が、欧州市場で8%のシェアを獲得する目標を掲げる。
また、収益性のいっそうの向上も追求。EBIT(利払い前・税引き前利益)マージンに関して、5%の達成を目指すことが公表された。
オペルのカール-トーマス・ノイマンCEOは、「この数か月、オペルの経営陣は、ドライブ・オペル2022達成に向けて努力してきた。今日提示した目標は、我々の努力の成果だ」と語っている。