日本電産、インドで車載・産業向けモーターを製造する工場を新設

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日本電産、インドに工場を新設(新工場完成予想図)
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日本電産は、インドに車載や産業用モータを製造する工場を新設すると発表した。

同社子会社のインド日本電産が、インドのラジャスタン州にあるニムラナ工業団地へ新工場を建設する。インドは近い将来人口世界一になると予測され、労働力が豊富で、25歳以下が47%を占める若年層中心の人口構成で毎年150万人の大卒エンジニアを生み出すなど、販売市場に加え、グローバル人材の調達先としても重要な位置を占める。

欧州に匹敵する広大な国の全てのモータ需要に対応するため、第1段階では車載事業本部、汎用モータ事業本部、グループ会社である日本電産テクノモータが生産する。

複数事業本部の同時進出による生産インフラの共用化、設計の現地化、これまで培ってきた内製技術とLCA(ローコスト・オートメーション)など、低コスト生産ノウハウをフルに生かした内製化を三本柱に、インド国内、中東などへの輸出も視野に入れたビジネスを展開する。

新工場の投資額は約100億円。人員規模は1500人で操業し、第二期工事完了後5000人を想定している。生産開始は2015年4月の予定。

《レスポンス編集部》

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