SII、車載用SENSE端子付きボルテージディテクタ S-1910xシリーズを発売

自動車 ビジネス 企業動向
S-1910xシリーズ
S-1910xシリーズ 全 2 枚 拡大写真

セイコーインスツル(SII)は、車載機器での電圧監視およびCPUリセットの信頼性を向上する、車載用SENSE端子付きボルテージディテクタ「S-1910xシリーズ」を製品化し、受注を開始した。

S-1910xシリーズは、機器の電子回路に供給される電圧を監視し、一定の電圧以下に低下した場合、リセット信号を出力することで電子回路の誤動作を防ぐIC。電源端子(VDD)とは別に検出電圧入力端子 (SENSE端子) を備えており、SENSE端子電圧が0Vまで低下しても電源端子へ電圧が供給されるため、リセット出力が不安定にならない。カーナビゲーション、カーオーディオ等の車載機器における電圧監視およびCPUリセットに使うことができる。

新製品は、三温度テスト(低温、常温、高温)によるスクリーニングを実施し、車載用高品質を実現。自動車向けIC品質規格AEC-Q100にも対応する予定だ。広動作電圧範囲0.95V~10V、動作温度範囲-40度~105度、低消費電流500nA、検出電圧範囲1.2V~5.0V (0.1Vステップ)となっている。

サンプル価格は200円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る