【F1 カナダGP】リチャルド、スリリングなレースでキャリア初勝利...可夢偉はリタイア
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レースの前半ではロズベルグとチームメイトのルイス・ハミルトンがトップを占めたが、両者はエンジンのパワーがロスしていることを訴え、後続車の接近を許してしまうこととなった。
そしてハミルトンはさらにブレーキの問題を抱えてレースをリタイアすることとなり、ロズベルグはかろうじてトップのポジションを保持した。その間にリチャルドはフォース・インディアのセルジオ・ペレスを抜いて2番手となり、3番手には同じくレッドブルのセバスチャン・ベッテルが続くこととなった。その後、後方に続くウイリアムズのフェリペ・マッサとペレスが接触し、両者とも大きなダメージによりリタイアとなってしまった。
ケータハムの2台はどちらもレースを完走することができず、小林可夢偉は左リアのサスペンションの故障により、リタイアを余儀なくされた。
この勝利により、リチャルドはチャンピオンシップのポイントにおいてフェラーリのフェルナンド・アロンソの69ポイントを越え、79ポイントの3位に浮上することとなった。
F1カナダGP結果(トップ10)
1. ダニエル・リチャルド(レッドブル)
2. ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3. セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
4. ジェンソン・バトン(マクラーレン)
5. ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
6. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
7. バルテッリ・ボッタス(ウイリアムズ)
8. ジャン=エリック・ベルニュ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
9. ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
10. キミ・ライコネン(フェラーリ)
《河村兵衛》