KYB、自動車用油圧機器を製造するKYB金山で基準値超える鉛を検出

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KYBは、子会社で自動車用油圧機器を製造するKYB金山の工場構内の土壌から基準値を超える鉛が検出されたと発表した。

KYB金山は工場建て替え工事に伴って構内の土壌の処理について土地汚染対策法に基づいて土壌汚染状況を調査した。

土壌含有量調査で49カ所のうち2か所で基準値を超える鉛が検出された。基準値は150mg/kg以下だが、それぞれ検出量は380mg/kg、200mg/kgだった。

汚染区画は既に土壌の飛散防止措置と関係者以外の侵入防止措置を実施した。また、地下水への影響を調査する土壌溶出量調査も実施した結果、基準値を超える有害物質は検出されなかったとしている。

同社では有害物質は自動車用油圧機器の製造工程で扱われていた塗料に含まれる鉛が原因と見ている。

調査結果は、岐阜県に報告しており、今後は県からの指導に沿って汚染が確認された区画の土壌処理などを実施していく。

《レスポンス編集部》

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