ペトロナスのガスパイプラインで爆発、一時火災が発生

エマージング・マーケット 東南アジア

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の、サバ・サラワク州を繋ぐガスパイプラインで10日午前2時爆発が起き、火災が発生した。

事故が起きたのはサラワク州北部にあるラワスとロン・スカンの間に位置するパイプラインで、40億リンギ規模の同プロジェクトは一時閉鎖されている。爆発による死者は出ていない。

爆発現場から9キロメートルほど離れた場所にある村落の住民には一時的に安全な場所に避難するよう指示が出されたが、ペトロナスのサラワク支部の発表によると火は消し止められた。一部が地下に埋められているパイプラインには火災が起きた場合に延焼を防ぐための安全システムが搭載されていた。
爆発が起きた原因はわかっておらず、ペトロナスや地元消防局が強力して原因究明作業が行われている。

サバ石油・ガスターミナル(SOGT)プロジェクトの一部であるパイプラインは今年完成したばかりで、サバ州キマニスからサラワク州ビントゥルに生ガスを輸送するためのもの。ラワスとウル・バラムを通り、ミリを経由してビントゥルまでを繋いでいる。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月11日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  3. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  6. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  7. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  8. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  9. フィアットのピックアップトラック『ストラーダ』、ブラジル生産250万台達成
  10. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る