叡山電鉄、「悠久の風」号運転…車内に南部風鈴

鉄道 企業動向
叡山電鉄は「悠久の風」キャンペーンにあわせ、南部風鈴約100個を鞍馬駅につり下げた。奥に見える電車は「悠久の風」号ヘッドマークを掲出した800系(815+816号編成)。
叡山電鉄は「悠久の風」キャンペーンにあわせ、南部風鈴約100個を鞍馬駅につり下げた。奥に見える電車は「悠久の風」号ヘッドマークを掲出した800系(815+816号編成)。 全 3 枚 拡大写真

叡山電鉄はこのほど、「悠久の風~南部風鈴によせて~」と題したキャンペーンを始めた。観光案内サロン「風の駅『旅の情報ステーション京都』」との共催で、昨年に続き2回目。9月30日まで実施する。

同社の鞍馬線鞍馬駅(京都市左京区)からケーブルカーでアクセスできる鞍馬寺は、幼少期の源義経(牛若丸)が預けられた寺として知られ、後に義経は奥州平泉(現在の岩手県平泉町)に渡った。叡山電鉄はこの史実にちなみ、岩手県の名産・南部鉄器の風鈴約100個を鞍馬駅につり下げた。

叡山電鉄オリジナル短冊仕様の南部風鈴(2種類・各1200円)も鞍馬駅と風の駅で販売しており、売上げの一部は東日本大震災で不通となった三陸鉄道(今年4月6日までに全線再開)に寄付するという。

また、800系1編成(815+816号)を「悠久の風」号として運転。今回初めての試みとして車内に南部風鈴22個をつるしたほか、「第1回悠久の風フォトコンテスト」の入賞作品を展示している。「悠久の風」号の運転期間は8月29日まで。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る