【東京おもちゃショー14】絆深めるCamatte…家族で体験できる“ラボ”が出現

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東京おもちゃショー14 トヨタ自動車 Camatteブース
東京おもちゃショー14 トヨタ自動車 Camatteブース 全 27 枚 拡大写真

トヨタ自動車は東京おもちゃショー14にコンセプトカー『Camatte(カマッテ)』を出品した。Camatteは2012年、2013年にトヨタが発表したコンセプトカー。クルマを介して親子で仲良くなってもらうことを目的に制作され、免許のない子どもでも実際に運転できることから、国内外の様々なイベントで人気を博してきた。

3年目となる今年のブースコンセプトは「Camatte Lab(カマッテラボ)」。普段あまり見ることのできないクルマ内部の構造を見て体験ができる「Tech Lab(テックラボ)」と、来場者が紙に描いた絵がCamatteのボンネットに映し出される演出の「Design Lab(デザインラボ)」に分かれおり、Camatteの世界観を体験してもらえるよう工夫がされている。

まずはテックラボ。ハンドルを回すと車輪がどう曲がるのか、アクセルを踏むとどのように車輪が回転するのかを実際に見て体験できるコーナーがあり、親子で仕組みを学べる。

トヨタ自動車 製品企画本部 製品企画室 主幹の辻賢治氏にブースの特徴を聞いたところ「クルマがどうやって動くのかというテクニカルな部分をお子様だけでなく、親子で体験することによってクルマに興味を持ってもらいたいというのがテックラボの狙いです」との答えだった。

次にデザインラボ。辻氏は「Camatteは元々カスタマイズできる楽しみを持っていました。今回より家族みんなでカスタマイズを楽しんでもらえるよう、一緒になって描いた絵をボンネットに映し出し写真を撮ったりして楽しむブースです。ボンネットのLEDはあえて荒いタイプのものを使用し“手描き感”を演出してます」と説明する。

当日は、Camatteのデザインを担当したsnug design(ツナグ デザイン)の根津孝太氏が、レスポンスのロゴを描いてディスプレイにサプライズで映し出してくれた。根津氏は電気バイク『zec00(ゼクー)』のデザイナーとしても有名な人物だ。

今回、このようなブースにしたのはどのような意図があるのだろうか。辻氏によると「今まではどちらかというと車両にフォーカスをしていた。今年は原点に戻り、クルマで家族が仲良くなるような展示にしました」という。

また、おもちゃメーカーではないトヨタがおもちゃショーに出展する理由について尋ねると「親子でクルマとの接点を増やし、興味を持ってもらうという理由がまずあります。さらに、そういった家族連れの方と実際にお会いし、体験してもらいダイレクトな声を聞くことができるのがとても重要なのです」と述べた。

《橋本 隆志》

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