【ルマン24時間 2014】トヨタ TS040ハイブリッド 7号車、リタイアの原因は電気系統のトラブル

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快調にトップを走っていたトヨタ TS040ハイブリッド 7号車だったが…
快調にトップを走っていたトヨタ TS040ハイブリッド 7号車だったが… 全 4 枚 拡大写真

それまでトップを快走しながら、219周目で突如コース上に立ち往生してリタイアを余儀なくされたトヨタ『TS040ハイブリッド』7号車。トラブルの原因は、ハイブリッドの電気系統によるものだということが明らかになった。

トヨタ・レーシングのモータースポーツユニット開発部部長 村田久武氏は次のようにコメント。 「ハイブリッド系のシャットダウンによるリタイアとなってしまい、非常に残念だ。ドライバーも復帰すべく試みてくれたが、メイン電源が落ちた状態でそれもかなわなかった。これまでのテストでも経験のないトラブルなので、詳細は今後調べる。応援いただいている関係者をはじめ皆さんの期待も膨らんでいただけに、とにかく残念だ」。

テストでも経験の無いトラブルと言うことで、ステアリングを握っていた中嶋一貴も呆然。「電源が落ちたので無線も使えない状態だった」ようで、ピットとの連絡をしばらく取れず、その原因も分からなかった。「止まった時には火も出ていたのでその対応でも忙しかった。皆で良いクルマを作ってくれて、全体に良い流れでここまで快調に走って来たので、TS040 ハイブリッドのパフォーマンスは示せる良いレースが出来たと思うが、その分、期待も高まっていたので非常に残念だ」と悔しさを隠しきれない様子だ。

《北島友和》

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