【ルマン24時間 2014】22時間経過、何とか逃げていたポルシェ20号車がまさかのリタイア

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ルマン24時間耐久レース 2014
ルマン24時間耐久レース 2014 全 4 枚 拡大写真

現地時間の11日15時にスタートしたルマン24時間レースも残り2時間を切った。

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ライバルのトラブルによりトップの座を手にいれていた1号車アウディ『R18 e-トロン クワトロ』(トム・クリステンセン)。アウディ5連覇に向けて着実に周回を重ねていたが、ルマンの魔物は容赦なくトップのマシンに襲いかかる。20時間を過ぎたところで突然マシントラブルが発生しコース上にストップ。直後に再始動するが、症状は治らず緊急ピットイン。そのままガレージ内で修復作業が行わた。

この間に1周差で2位につけていた20号車ポルシェ『919ハイブリッド』(ティモ・ベルンハルト)が周回を重ね、残り3時間35分で逆転。トップに浮上し、可能性が薄れていた16年ぶりの優勝に、望みが出てきた。しかし、背後には同一周回で追い上げている2号車アウディ『R18 e-トロン クワトロ』のアンドレ・ロッテラーの姿が。この時点で2分近い差がついていたが、再び優勝の可能性が出てきたとわかると、一気にペースアップ。317周目には3分22秒567を記録しファステストラップを更新。予選並みの速さで20号車ポルシェを追いかけ、1周あたり約3秒ずつ差を詰めている。

1号車アウディは作業に17分を要し、4周遅れの3位に後退。これで優勝争いは2台に絞りこまれたと言っていいだろう。

ただ勢いは、完全にロッテラーの2号車にあり1周あたり3秒ずつ接近。残り2時間30分を切って30秒差まで詰め寄った。これをみたポルシェチームは急きょ予定を変更しピットインの指示を出す。タイヤ交換に加え、昨年までF1で活躍していたマーク・ウェバーに急遽ドライバー交替、ポルシェ陣営が誇るエースドライバーで2号車アウディを迎え討つことを決めた。

一方の2号車も残り2時間5分のところでピットイン。こちらはドライバー交替を行わず給油のみでコースに復帰。現在はロッテラーが28秒先行した状態で346周を消化している。

16年ぶりのポルシェ・ワークスによる優勝をかけ、追い上げを試みようとしていた20号車のウェバーだったが、残り2時間のところでエンジン関係のトラブルが発生する。スロー走行を余儀なくされ、ピットに戻るも、残り1時間半強のところで無念のリタイア。なんとかアウディとの優勝争いを勝ち取ろうと思っていた思いは、一気に崩れ去ることになった。

これで、再び2号車アウディが独走状態でトップに躍り出ている。

<スタート後22時間終了時点順位>
1位2号車アウディ(346周)
2位20号車ポルシェ(+28.1秒)
3位1号車アウディ(1周遅れ)
4位8号車トヨタ(6周遅れ)
5位14号車アウディ(8周遅れ)

《吉田知弘》

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